沖縄で働きたい方、めんそ〜れ♬ *沖縄特化*転職支援コンサルタント・島田祐子のブログ

沖縄で働きたい方(特にキャリア系 UIターンに強いです)の転職支援に特化した人材紹介業を営んでいます。沖縄の転職市場、UIターン希望者向け情報、転職やキャリアにまつわるあれこれを綴っていきたいと思います。

今、沖縄で元気な業界3選(※個人的な見解です)

今日は、私の個人的な見解にもとづく【今、沖縄で元気な業界3選】をご紹介します。

私は平成21年度〜24年度までの4年間、沖縄県庁職員として企業誘致に携わり、現在は沖縄に特化した人材紹介会社を営んでいます。私自身が仕事で直接接点のある業界には若干偏りがありますが、現地で見聞きすることも含め、ある程度の採用コストをかけてでも積極的に人材を求めている業界を3つ選んでみました。

 

【その1:IT業界】

1990年代後半以降、ネットワーク環境の整備と通信費の低減化により、沖縄は国内でコールセンターの集積が最も進んだ地域となりました。その後、2010年頃からはソフトウェア開発やインターネット関連企業等の進出や新設も相次いでいます。特にコールセンターの進出が相次いでいた頃の沖縄は、企業側にとって、「若くて安い労働力」が最大の魅力だったようですが、最近は働き方改革の影響もあり、「魅力的な仕事環境の提供をアピールするために沖縄オフィスを開設した」というところも増えています。これが意味するところは、「人件費=コスト→安い沖縄へ」というマインド薄れつつある、とも言えます。特にITエンジニア経験者は、分野によっては以前より選択肢が広がっていると思います。

 

【その2:観光】

ここ数年のインバウンド観光の盛り上がりぶりは全国的なものですが、 沖縄でも同様で、ホテルの供給が逼迫気味という状況が続いています。東京オリンピックが開催される2020年には那覇空港の第2滑走路の供用開始も予定されており、同年または翌年には観光客数1000万人の大台に乗るとの予測もあります。ホテルの客室不足によって観光客離れが起きると、観光産業には大きな痛手を受けます。そこで、国や県が建築基準の緩和や税制面の優遇などの措置を取ってホテルの新設や増築を促し、ホテル業界では人材が引っ張りだこの状況なのです。(ある程度若ければ、という条件はつきますが)業界未経験者の採用ハードルが低い一方、経験があれば重宝される、という意味では狙い目の業界かもしれません。

 

【その3:不動産・建設】

上述したように、ホテルを含む観光施設の新設や増築が増えている中、不動産開発や建設会社での求人引き合いも非常に多いという実感があります。一般的な不動産営業職の募集は、ハローワークや地元求人誌/サイトでも求人数が増えています。さらに、高度なキャリアやスキルを持つ人材を必要とし、人材紹介会社を使ってでも採用したい、という会社も増えているようです。その一例として、沖縄県プロフェッショナル人材採用促進・定着支援進推進事業*1のイベント登壇企業で見ると、昨年度からの通算15社中6社が不動産・建設業界でした。

 

以上、あくまでも個人的な見解となりますが、ご参考になればと思います。

 

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*1:沖縄県内の中小企業によるプロフェッショナル人材(首都圏などで経営や企画・営業・人事・財務などの豊富な経験を積んだ人材、 事業承継や事業中継ぎを担える人材など)の採用をサポートすることで、プロフェッショナル人材の還流 及び 地域の中小企業による積極的な経営【攻めの経営】を促進するもの