沖縄移住希望の保育士さんに朗報!〜浦添市が支度金等を支給
昨日投稿した記事「沖縄は待機児童が多いことにご注意」 では、那覇市が待機児童を減らすために施策を継続していることを書きました。
そして、今日は那覇市の隣に位置する浦添市の事業を紹介します。
なんと!今!!
沖縄県外から浦添市に移住し、市立保育所で3年間保育士として勤務できる方を10名、大募集!
応募期間は2017年12月13日(水)〜2018年1月12日(金)
面接のための沖縄までの補助あり(交通費2万円)。
以下、説明です。
事業の概要と背景については、2017年12月18日付の沖縄タイムスの記事「沖縄県外から転入の保育士に支度金 浦添市が支給、私立保育所で採用 待機児童解消目指す」をご参照。浦添市は来年度、沖縄県外から市内に転入・就職する保育士に対し、支度金や家賃補助を支給する事業を始めます。新たに保育士10人を確保、市立保育所に臨時職員として採用し、待機児童の解消を目指すそうです(支給は3年間)。というのも、浦添市立保育所では、保育士不足のため、定員380人のところ、今年9月1日現在で350人しか受け入れられず、定員割れの状況。一方、市の待機児童は236人(4月1日現在)に上り、保育士の確保による待機児童対策が急務となっているため。
内容は、
- 支度金として初年度50万円、次年度以降年25万円
- 3年にわたり月額6万円を家賃補助
- 給料日当9千円(最大1万円)を用意
つまり、1人当たり初年度で最大386万円、3年間で計1108万円を支給するそうです。募集人数は10人程度。
3年限定で沖縄で働いてみたい保育士の方には良いかもしれません。ただ、現実的に考えた場合、気になる点、考えておくべきポイントを挙げてみました。
・通勤手段(住まいの場所)
→徒歩またはバス?自転車は暑いかも。自動車は維持費がかかる。市役所の担当職員にも相談できますね。
・3年後にどうするか?(支度金や家賃補助の支給期間は3年だけ)
→沖縄に引き続き住みたい場合は、新たな職場を探す必要あり。
→今回募集求人の給与をざっくり計算してみると、日当9,000円の場合、22日/月で計算して月額198,000円。12ヶ月で年収237万6000円(保育士としての経験年数により、日当は最大1万円)。数字はいずれも額面なので、社会保険や税金を引くと手取りは減ります。支度金や家賃補助が別途あるのは、待遇としては恵まれている方だと思います。
→新たな職場を探すとした場合、沖縄の保育士(求人票)の給与相場は月額15万〜19万が中心。中堅以上で20万円以上もありますが、数はぐっと少なくなります。
検討のうえ、応募をしてみようという方は、浦添市のサイトにアクセスしてみて。応募締め切りは来年1月12日(消印有効)ですが、お正月を挟むとあっという間なので、早めにご準備を!
【保育士OKINAWAステイ計画】太陽のまち浦添で保育士として働いてみませんか? | 浦添市
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