沖縄県プロ人材活用イベントで話されたこと(その1)
今日は、以前の記事でもご紹介した沖縄県プロフェッショナル人材事業関連イベントが東京都内であり、私自身も、沖縄へのUIターン転職に興味がある方々をお誘いして参加してきました。
本日の登壇者は、建設業、不動産開発業、コールセンター、人材育成関連事業者の経営層の方々。前半では各々が、具体的な売上や利益などの数値と今後の事業展開など自社のビジネスのお話、および求める人材像についてのプレゼンを行いました。後半では、登壇者全員によるパネルディスカッションが行われ、「沖縄で活躍する人材」についてのお話がありました。
「沖縄で活躍する人材」と言っても、厳密にいえば、業種や職種、会社の置かれたステージ(創業期・成長期(拡大期)・成熟期(安定期)など)、景気などの社会状況によっても異なると思いますが、共通項として出てきた言葉の数々を共有します。
パネルディスカッションの様子
1. わざわざ東京までプレゼンをしにきた理由(県外プロ人材に期待したいこと)
- 沖縄県内だけでは出会えない、高い経験値を持った人材に出会いたい(知識、経験、論理的に仕事を組み立てる能力など)
- 様々なバックグランドや経験のある人材を採用し、会社の発展につなげたい
- 今の仕事や環境にも満足だけど、あえて沖縄で活躍の場を見出したいと考える人と出会いたい
2. UIターンのプロ人材が沖縄に馴染むまでに不安なこと
- 帯同する家族が沖縄に馴染めるか?両親の介護等の関係で本土に戻ることになり、早々に退職されてしまうことがないか?
- コミュニケーションで苦労することがあるかも。同じ日本語でも、持っている感覚や意味合いが伝わらない場合がある。*1
- 新しい環境に馴染むまで時間がかかることがある。我慢強く周囲に付き合う覚悟が必要。
- 県内は中小零細企業がほとんどを占めるので、決済額や事業規模が小さい。その感覚に合わせられるか?(例:10億円プロジェクト→100万円プロジェクトなど)
- 社長と、一般社員クラスの間に意識のギャップがあることが多い。プロ人材は、その両者の間に立つポジションとなる。我慢や根気が必要。
3. 沖縄の生活全般について
- 家賃は東京と比較すると低いが、上昇傾向。野菜は高い。
- 車かバイクがないと移動が厳しい*2
- 心に余裕を持てる生活。人が優しい。
- 人付き合い(飲み会など)が多く、太る!
- 以前言われていたような沖縄県人と移住者とのミゾがなくなってきている
- 本土との教育ギャップも減ってきた(県内高校から現役東大合格も普通に見られるようになってきた)
などなど、リアルな話が聴けました!
なお、具体的な求人票に興味ある方は、情報提供と転職サポートしますので、下記リンクからお気軽にお問い合わせくださいね。
◎沖縄へのUIターン転職にご興味のある方は、こちらまで!
*「沖縄で働きたい方」の転職支援をしています。県内在住でも、もちろん大丈夫!
*1:以前、ブログ記事で紹介した沖縄県民向け本土ガイドにも同じような記述があります
*2:那覇市内であれば、モノレール沿線やバスの便が良いところに住み、週末だけレンタカーという選択をされる移住者の方もいます。